私たちの身近にある食品に大豆がありますが、この大豆はスゴイですね!
なんでも、空気中から栄養分を取り込むことができて痩せた土地のほうがよく採れるそうです?
実が若いうちは、枝豆として食べれるし成熟した実は保存もできる。煮たり、焼いたり、揚げたりもできる。
しかし、その実力を発揮するするのは加工食品になってからで、豆腐になったり、豆乳になったり、残りかすは、おからにもなる。味噌にもなるし醤油にもなる。アイスクリームにもなるしお菓子にもなる。かぞえあげたらきりがない。栄養価も高いし健康食品。さらに凄いのは、腐っても納豆として食べれること。
大豆の一生を見てみると面白いです。.
厳しい環境のなかたくましく生まれてきます。
すくすくと成長し枝豆になり成熟した大豆となって一生を終える。大豆としてはごく平凡な生涯をおくりたいのでしょうが
多くの試練が待ち構えています。あるとき大豆として存在
することを否定されるときがくる。熱を加えられドロドロの状態になり大豆の原型もとどめていません。
大豆にしてみれば死んだも同然ですね。
しかし、ここからが大豆の真の力、潜在能力を発揮するときです。何百倍ものパワーを発揮するようになる。
大豆は、食べても美味しいけれど、
色々な意味で味わい深い食品です。




ある寿司の職人さんと一緒に仕事をしていた時のこと。
彼は、よくボソボソと独り言を言っていました。
「ちょっと、違うんだよなー」
その人は、宮城県出身の元漁師で、幼い頃から海に潜りウニやアワビを捕っていたという。
ウニは割ってそのままご飯にのせて食べたり、アワビは浜で、そのまま踊り焼きにして食べていたらしい。
また、3,4ヶ月かけてまぐろの遠洋漁業にもでかけてまぐろを捕っていたという。
彼の目からすれば、「寿司屋のネタケースに並んでいる魚は魚ではない」 のだという。
彼の知っている魚の味ではないのでしょう。
魚に関しては、この男には敵わないとおもいましたね。
本物を体で理解している人間 
本物の価値を知っている人間
このような人間はスゴイですね。
物事に対して、また人間に対しても
このような「本物を見ぬく目」をよく持ちたいと思う。




蕎麦を食べると昔のお婆ちゃんの事をよく思い出します。
家は田舎だったので、畑でとれた、そばを挽いておろしそば
をよく作ってくれました。
大豆もつくっていて、それで味噌、醤油もつくっていました。
そばの種を蒔いて、育て、収穫し、石臼で挽いてそば粉をつくり、練って伸ばして、そばを打つ。
味噌や醤油も、畑で採れた大豆から作った、、お婆ちゃん特性の味噌、またオリジナルの醤油ですね。
大根も表の畑で採れたもの。
昔は、また、おろし蕎麦か・・・と思って食べていたけれど、
今思うと、こんなに贅沢な料理はないですね。
何せ、一つの料理をつくるのに畑を耕すところから始まり、調味料まで全て手作りです。
一杯の、おろし蕎麦をつくるために、ここまでしなくてもいいだろうと思うし、なかなか出来ることではありません。
今の時代、材料が揃えば10分で出来ますものね。 
ただ、お婆ちゃんはこんな仕事を当たり前のようにやっていました。そんなそばを挽く、お婆ちゃんの姿は強く思い出に残っています。
そして、この「お婆ちゃんのおろし蕎麦」は、私の心の中にあって、いろいろな事を語りかけてきます。




政治、経済、災害、テロ、色々な事がおこります。
仕事 家庭 人間関係、色々あります。
そんな中で、
「どのように生きたらよいのか」
「どのように生き抜くべきか」
ちょっと、大げさに、なっちゃうかもしれませんが
色々考えてしまいます。

天下を欲しいままにしして、この世を去った豊臣秀吉の辞世の句は
「露と落ち、露と消えにし我身かな、難波の事も、夢のまた夢」
ナポレオンは、多くの人間が熱望するもの、栄光、権力、巨万の富をことごとく一人占めにしたけれども、セントヘレナでは  
「私の生涯で幸福な日々は6日もなかった」と言った。。
一方、ヘレンケラーは
「人生とは、本当に美しいものだと思います」
と断言している。




あるキリスト教信者の詩だとおもいます。

神は確約されない
空がいつも青く、年中、道に花が咲いていることは
神は、約束されていない
晴天の日だけで、雨が降らないことを
喜びだけで、雨が降らないことを
喜びだけで、悲しみはなく
平安のみで、傷つき痛むことがないとは

神は約束された
日ごとに必要な力を
労し疲れた者には休息を
道を歩む者に光を
すべての試練に恵みを、上よりの助けを
決して変わらぬ哀れみを
絶えることのなき永遠の愛を

私はクリスチャンではないのですが、もうひとつ好きな詩があります。ご存知の方もいると思います。

     「平和の祈り」 聖フランチェスコ





15年位前にアメリカに住んでいたことがあって、あるとき、
小さな中華料理屋さんで食事したことがあります。
その時、食べたチャーハン!
「何の飾りもなく」
「普通の皿に盛られた」
「シンプルな」
チャーハンですが、物凄く美味しかった!ですね。
今までの経験の中で、一番印象に残り、美味しかった料理です。 そんなチャーハンとの出会いがあって
料理を創る際の、目標としているのがこのチャーハンです。
また、ある意味においての人生の目標にもなっています。
たかがチャーハン、されどチャーハン!




今年は台風が多いですね。
多くの被害をだして人の命までも奪っていく台風です。
そして、私たちは、備えをして台風が過ぎ去るのを待つしかありません。
ところが、この台風って人間の力で消すことができるそうですよ。何年か前にテレビの得集で見たことがあるのですが
台風ができた時に、飛行機で台風の目のあたりに薬品をばらまくと台風が消えてしまう!
でも、このプロジェクトは中止になりました。
台風が来なかったら
日本付近は深刻な水不足になるそうです。
またいろいろな問題が発生してくるそうです。
台風は多くの被害を残していくけれど、、私たちの気付かないところで
多くの恵みを残しいくのも確かです。

台風で思い出したわけではないのですが
宮沢賢治の「雨にも負けず、風にも負けず」
小学校の教科書にのっていた詩ですね。
12歳位の子供には難しい詩です。
20年後、30年後にもう一度読んで欲しいという願いをこめて載せてあるのでしょうね。
今読むと、伝わってくるものがあります。

     「雨にも負けず 風にも負けず」  宮沢賢治
                  
       雨にも負けず 風にも負けず
       雪にも夏の暑さにも負けぬ
         丈夫な身体を持ち
         欲はなく決していからず
         いつも静かに笑っている
      一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ
      あらゆることを自分を勘定に入れずに
         よく見聞きし分かり そして忘れず
         野原の松の林の蔭の
         小さな萱葺きの小屋にいて
      東に病気の子供あれば 行って看病してやり
      西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
  南に死にそうな人あれば 行って怖がらなくてもいいと言
  北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろと言い         日照りのときは涙を流し
         寒さの夏はおろおろ歩き
         皆にデクノボーと呼ばれ
         ほめられもせず 苦にもされず
         そういうものに 私はなりたい





ダイエー産業再生機構入りし自主再建を断念。
銀行、金融庁にみはなされた感じですね。なかなか厳しい現実です。
ダイエーの創業者中内さんは、20年前は神様のように思われていた経営者ですが拡張路線でつまずきました。
西武鉄道の堤さんも、いろいろな責任をとって引退されるそうです。マクドナルドの藤田さんも経営の責任を取って辞め、最近亡くなられました。
皆さん、20世紀の日本経済を支えてきた功労者ですね。
色々な批判もありますが、お疲れさまといいたいです。
今は21世紀、21世紀型の経営者が求められています。
私が好きな経営者の一人に松下電器の中村邦夫社長がいます。そのスピーチです。
 「21世紀型製造業」を目指す松下の挑戦。




マクドナルド、これからどうなるのかな?と思っていたのですが、3年ぶりに黒字に転換。
日米中心に業績の回復が鮮明になってきたそうです。
チャーリー・ベル社長、CEOによるとマクドナルドの「勝つ為の戦略」は、Better rather than just bigger
 「拡大よりも改善」    「規模よりも質」
同じように厳しい状態から回復してきた日本のユニクロは
 「世界品質宣言」 
同一価格では世界最高品質がユニクロの基本。
 




「キミが世界中で、今いちばん好きなものは、なに?」
こんな質問されたらなんと答えますか。
単純だけど、意味深い質問ですね。




大リーグのツインズとヤンキーズのプレーオフいまやっています。松井秀樹選手頑張っていますね。
ところで、このツインズというチームは3,4年前まではお荷物球団で削除される予定のチームだったらしいです。今の近鉄と同じようなチーム。
選手達が、チーム存続のために頑張ったらしいですよ。
それで3年連続の地区優勝。
ただ今も貧しい球団で大型の補強はできない状態。
選手一人一人の頑張りとチームワークで勝ちあがってきたチームです。
豊富な資金力で大型補強を繰り返し、常勝球団をつくっているヤンキーズとは対照的なチームですね。
その2チームが今戦っています。面白い組み合わせです。
ちなみにツインズの選手の年棒は、ヤンキーズの三分の一位だそうです。
松井のヤンキーズにも頑張ってほしいけれど、ツインズは
応援したくなるチームですね。




最近は野球の話題でいっぱいです。
野球の基本はキャッチボールですが、キャッチボールって
ちょっと面白いですね。
相手の胸めがけてボールを投げこみます。
気合をいれたボールを投げると、気合の入ったボールが返ってくる。 力をぬいたボールを投げると、力をぬいたボールが返ってくる。 何かの思いをこめてボールを投げると
「何かしら?のボール」 が返ってくる。
ただ、ボールは投げないと返ってはきません。  
社会の仕組みが複雑になり、あまりにも多くの情報が氾濫
している現代。その中で生活していると迷子になってしまいそうです。
そんな時は肩の力を抜いて誰かとキャチボールするのがいいかもしれませんね。
複雑になればなるほど大切なのは 「シンプルな事」
大きくなればなるほど大切なのは 「小さな事」
野球も基本は 「キャッチボール」




イチロー選手、新記録達成おめでとうございます。
すごいことだと思います。
世界で認められる日本人がだんだん出てきました。
イチローや中田のように 「どこに所属するか」 ではなく
「自分流のスタイル」 でかつ 「実績を上げる」 それが
今の若者世代のカッコ良さ! らしいです。
84年前に記録をつくったジョージ・シスラーもなかなか
カッコ良いです。





人間には何故、「怒り」という感情があるのだろう・・・
最近、怒ってばかりいるけれど
もし「怒り」というものがなかったらどんなに楽だろうとよく思います。
「怒り」についてちょっと探してみました。

ある作家は、次のような体験を語っています。「子供の頃、私はひどく短気で、そのためにしばしば怒りが昂じて、残酷なことを言ったり、良くないとわかっている事をしたりしました。
 ある日、私が遊ぴ友達に対して怒りを爆発させてしまい泣いているその友達を家に送って帰ってくると、父は言いました。「おまえが怒って、思いやりのないことを言うたびに、門の柱に釘を打ち込むことにしよう。だが、おまえが、忍耐強くいて、親切で優しい言葉を言う度に、一本釘を抜いてやろう」と。
 数カ月がたちました。その入り口を通るたびに、釘の数がどんどん増えているのが見え、どうしてもその理由を思い出さずにはいられません!そこで私はついに、その釘が抜かれるようにするのはチャレンジになるから、最善を尽くしてやってみようと決めたのでした!
 とうとう、待ちに持った日がやってきました! 最後の一本の釘を父が抜いてくれた時、私はそこらへんを飛び回りながら、誇らしげに言いました。 
「お父さん、やった、釘が全部なくなった!」 父が穴だらけになった柱をじっと見つめている様子が今も目に浮かびます。
 父は、思慮深くこう言ったのです。「ああ、確かに釘は全部なくなった。だが、痕は残っている!」


クジャクとツル

 クジャクがツルを軽蔑している。「私は金やむらさきの着物をきているのに、おまえは羽にきれいなところがちっともないじゃないか。」とツルの羽の色を馬鹿にした。
 すると、ツルは言い返す。「ツルは、夜空に高く飛んで星のすぐそばまで行き、星に歌を聞かせたり、昼も大空高く飛び、楽しむ事ができる。クジャクなんかは、ニワトリのように、ヒヨコと一緒並んでに地べたをよたよた歩いているだけじゃないか。」
 この様に言い争っているときにはどちらも幸せではない。相手の足りないところをけなすときには、その人の心が満たされていないときである。
 甘いおまんじゅーを食べている人が、塩せんべーを食べている人を見て、「そんな塩っぽいものを食べてどこがいいの?」と言ったときには、塩せんべーが気になっている時である。甘いおまんじゅーを食べて満足している人は、塩せんべーをけなさない。
 だいたい自分の欠点を認めればそれを補う人が周りに集まる。そしていろいろのことがうまく行く。その欠点を認めないと、その人と同じ種類の人が周りに集まる。それは端から見ていて何ともみっともない集団である。
 自分の欠点を認めない人は、その欠点が自分にないと思ってくれる人を好きになる。そしてそういう人は、たいていその欠点のある人を利用しようとしている人である。
 ところでもしツルがクジャクのように美しさで空を飛んだらたちまち狙われて撃たれる。クジャクはツルの羽を馬鹿にするが、これがツルを守っているのである。人が自分の何かを馬鹿にしたらそれが自分の長所であり、自分を守っていると気付くことである。

















今日の香花

香花、日々の営み、予約状況、その他色々です。



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