立体感をだすのに影を使います。



それで



ぐっと深みがでます。







影を上手に使うことです。







影をつけることで光が生まれます。









生物にとって水は大切ですね。

「高い所」に登って集めるより
低くしておけば自然に集まってきます。

そしてまた空に返してやる。

「集めよう」 と思ったら
「低くすること」 と 「返すこと」 が大切なのかもしれない。

「水」 がそう言っているような気がします。



料理は環境のようだ。
寒い地域では暖まる料理が多いし、暑い地域では食欲がでるスパイシーな料理が多い。
日本やイタリアは新鮮な食材が入るので素材を生かした料理が多いけれど。フランスは食材に恵まれなかったのでソースが発達した。
超グルメでわがままな王様のいた国は、スーパー料理人が生まれ、また食文化も発達した。

また、新しい料理というものは偶然できる時が多い。
周りに色んな食材、スパイス、香辛料、調味料が揃っていることが大切だと思う。

料理をつくる時は、最初に回りを見渡す。
食べる人。 使える材料。 調理時間。
ある程度完成してから、もう一度、回りをみわたす。
時間があれば、目についたスパイスや香辛料を適当にいれてみる。
失敗もあるけれど、新しい料理ができていることが多いですね。


今も昔も人間の味覚は変わっていないのでしょうね。
美味しいものは美味しい。
和食に「八方だし」という便利なものがあります。
だし8 醤油1 みりん1 の割合です。
これを上手に使うと簡単に美味しい料理ができます。
うどんやそばは、チョット薄めてつかう。
煮物はチョット濃くしてつかう。
チョトから辛くしたり、カレー味にしたり、ケチャップを入れてみたりと自由自在です。

食べ物に限らず
いろんな「八方だし」があると便利ですね。


新しい事を始めようとするといろんな抵抗が生じてきますね大切なのは動機ではないでしょうか?
動機がよければ抵抗もだんだん小さくなってくるし。
いずれ認められるようになると思う。


一時間だけ楽しみを味わいたいなら映画館にでもいく。
2,3時間楽しく過ごしたいなら食事に行くのもいい。
一ヶ月楽しく過ごそうと思ったら旅行かな。

色々ありますよね。

それでは

生涯、楽しく、幸福に過ごしたいなら○○する。

何をしますか?



○○に意志があるように
○○にも意志がある。

ポイントは、それを合わせること。

そして・・・

基準をどこに置くかが大切なのだろう。


大きくなればなるほどコンパクトになってくるし
小さくすればするほど大きな影響力を持ってくる。

表と裏
プラスとマイナス。
男性と女性。

両方あって物事が成り立つようになっています。
両極の二面性が大切なんでしょうね。

厳しいけれど優しさもある。
大胆だけれど繊細なところもある。
弱そうで芯はしっかりしている。
        ・
        ・ 
        ・
みんなこうなっていますよね。

自分の 「対極」 にある 「物」 「人」が 
自分というものを創り上げる。

そんな気がします。


店をやっていていつも不思議に思うことがある。
どこからかお客さんがくる・・・。
ありがたいです。
常連のお客さんもいれば、初めてのお客さんもいる。
特に、はじめて来られるお客さんは
「どのようにして香花を知ったのだろう?」
「どうして香花で食事しようと思ったのだろう?」
ってよく不思議に思います・・・。

「お客さん」 「店」 「人」 「物」 「自分」 「全ての物」

たぶん・・・
みんなつながっている。連鎖しているんでしょうね。
時間と空間すべてつながっている。
そんな気がします。

いろんな事ありますよね。
良いこと、悪いこと、不思議な事。

そんなものが
みんなつながっている。
  


「自分はいったい何をしているんだろう?」って思うことありませんか。
私の場合・・・。
料理にしてもこの道を目指していたわけではなくて
やってみたら結構やれるので続けている。
和食をやっていたのに気がつくとエスニックの料理をつくっている。
パソコンにしても一番苦手な分野のはずが
インターネットで情報を仕入れたり、ホームページもつくって
何かやろうとしている。
文字を書くというのも苦手。
このページの日記も店の情報をすこし書くつもりが
今は何か訳がわからなくなってしまって不思議な事をかいているような気がする。

一人の人間のなかには
何人かの人間が住んでいるんでしょうね。
そして役割を分担しながら生活しているような気がする。

矛盾した事をやらなければならない事もあるし
言いたくない事を言わなければならない事もりますよね。

そんな 損な役 嫌われ役 を快く引き受けてくれる奴が
いる。

そんな奴に、感謝したいと思う。


香花の店内の内装や飾りつけは自分なりにやってみたものです。 デザインのプロではないので良し悪しはあると思いますが。今はこんな風になっています。
エスニックな雰囲気を出すために自分なりに考えたのが
「光と影」の使い方。
物をよく見せようとする時、光はとても大切ですね。
食べ物にも美味しく感じられる色があります。
もう一つこだわったのが 「影の使い方」
影を嫌う人も多いと思いますが、
私は、影は非常に大事だと思います。
影をつけることで立体感がでてくるし、深み、味わいが出てくる。 もうちょっと言うと、綺麗な影、味のある影を創りだすことが大切で、影の為の光が大切だと思う。
なんでもない竹や木材が、その光でまたその影ですごく生きてくる。不思議ですね。

物も人間も同じような気がします。

立体感、深み、味わい を出そうと思ったら
「魅力的な影」をつける。
「神秘的な影」をつける。

チョッと影のある人というのは、奥深い感じがします。
また魅力的にもうつります。

そんな影がなんとなく好きです。

ひとりひとり持っている影は違いますね。
でもみんな
個性的で魅力的な影をもっている。
欠点や短所のような影も
光の色や当たり具合でよくみえる。
そんな影を、そっと自分に付けてみる。
そうすると
自分自身に深みがでてくる。
魅力的になったり
神秘的になったりする。

不思議ですね。


私はよくラジオを聴きます。・・・っていうかラジオを聴きながら仕込みをしています。
先日、「大人の定義」について話題になっていました。
「大人の定義?」 
二十歳で成人と言われていますが、18歳位の若者からの
問い合わせが多いそうです。
自分はそんな事考えていなかったように思えるのに、結構意識が高い若者多いですね。

 「大人」 = 自分自身の行動に責任をとれる人。

というようにその人は語っていました。
なるほど!思います。

ついでに、自分の考えも少し言わせてもらうと
「子供」と「大人」の明確な区切りみたいな物はないように思えます。年齢的にはまだ若いのにりっぱな人もいるし、結構
歳はいっているのに子供みたいな人もいますね。

10台、20台は家族や会社の人たちが色々面倒みてくれます。困ったことがあれば助けてくれるし相談にものってくれる。またいろいろ吸収していく時期ですね。
30台になると責任が要求されてきますね。会社の中にあっては実績を追求されてきます。でも一番面白い時期のような気がします。家庭を持つのもこの時期。
40台になると色々みえてくる。社会のこと、会社のこと、自分の過去のことまた未来のこと。

しかし、40も過ぎると面倒をみてくれる人はいなくなります。
愚痴を言ったり悩みを相談するひとも少ない。
自分で考え自分で問題を解決しています。
会社の中ではリストラの対象にもなってくる。
子供も大きくなって反抗期の時期。

孔子は「四十にして迷わず」といっているが、
いちばん迷う時期でもあるような気がします。
「迷いに迷って一つの道を決める時期」と言ったほうが自分にはよく理解できる。

過去があって未来がある。
ちょうど転換点のような時期ですね。
求めてもなにも返ってこない時期があります。
たぶん・・・
すでに与えられているのでしょうね。
十分受け取っているのだと思います。

会社はなにもしてくれない。
社会はなにもしてくれない。
愚痴ばかりいっている人もいます。
会社の中で上司や先輩からいろいろ教わったはずです。
両親から愛情を受けてきたはずです。

「今度は返していく時。」

過去 自分 未来 ですね。
子供 自分 大人 です。

お母さんが子供を育てる姿。
きっと、それが「大人の姿」だと思います。

「ひとに与えられること。」
「見返りを求めずに与えられること。」


イチロー 松井 清原 ・・・
皆自分のバッティングスタイルを持っている。
野茂 松坂 石井 ・・・
自分の投げ方を持っている。

一つの事に対して色んなやり方がある。
色んな方法、色んな考えがある。
時には、全く正反対の事をいうこともある。

でも彼らに共通している事は
「変わらない物」を持っている事。

7年ぶり位に総合病院に診察にいくと
昔お世話になった先生が
同じ所でまだ働いておられた。
不思議な信頼感がわいてくる。

何かを求めて
旅に出る事がある
どうして旅にでれるか?
それは、たぶん・・・
「帰る家」を持っているから。

社会の変化についていかなければ
生き残れない時代ですね。
情報も氾濫しています。

「変わらない物」
「変わらない考え」
「帰る家」

一番難しいけれど
一番大切な事.。


今年はかなり雪が降りましたね。
雪道では車の運転も大変です。
雪道を運転する時に忘れてはならない物!
それは、スコップですね。
どの車にも必ず一本積んであると思います。

いつもは
あまり存在感がなく
忘れ去られている物ですが
雪道で、前に進めなくなった時に
大活躍します。

スコップ一本あれば雪道は大丈夫!
絶大な安心感も与えてくれます。

私たちの周りに
スコップみたいな物
スコップみたいな人
いますよね
いつもは影が薄いのに
困ったときに頼りになる物
助けてくれる人

「MY スコップ」
大事にしたいですね!
長く付き合いたいものです。


今日も雪です。
いつもこの時期になるとまとまった雪が降ります。
天気予報で「大雪!大雪!」と騒いでいますが、
雪国の私たちにとっては、当たり前のことです。
冬には雪が積もって雪かきをする。
助けあったり、譲り合ったりする。
スキーを楽しんだりする。
雪の被害もあるけれど

いつもと同じ様に雪が降ることで
いつもと同じ春が来ることを知る
夏がきて
秋が来る
そしてまた雪が降る。

白い雪は
雪国育ちの私たちにとっては
大切な友達かもしれませんね。
毎年来てくれることで
不思議な安心感や
やすらぎを届けてくれる。













2005/2/28

































2005/2/27













2005/2/26





















2005/2/24













2005/2/22





2005/2/20













2005/2/18









2005/2/16























2005/2/14























2005/2/12



























2005/2/10








































2005/2/8































































2005/2/6


































2005/2/4



























2004/2/2





















今日の香花

形見とて何か残さむ 春はほととぎす 秋はもみじ葉。
                               

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