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まかない料理
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お店のまかない料理、裏メニューとかいわれるものがあります。
若い板前さんやコックさんが従業員の人につくる食事です。
材料は、店の食材の残り物、毎日、日替わりでつくらなければいけません。
この仕事は、かなり大変です。安い材料、普通なら捨てるような材料を使って料理をつくります。それも、おいしく、速く、そして日替わりで。食べるのは、店のオーナー、プロの調理人、ウェイトレス、容赦のない批評が飛んできます。
良い食材を使えば、おいしい料理ができるのは当たり前です。
原価を抑えておいしい料理をつくるのは、難しい。
私も、色々な作品を創り、また、色々な作品をみてきましたが、これがまた面白い。苦し紛れの失敗作品、血と汗と涙の結晶のような作品、どれもが個性的です。
若い板前さんで、まかない料理の上手な子がよくいます。
毎日、色々考えながらはたらいています。かなり大変だとおもいますが、こういう経験が大事なんでしょうね。そんな事を
10年も続けると創造力というのは大変な力になります。
捨てるような物を使って、作品を創り上げる。食材は二流、
三流でも仕上げは一流に仕上げる創造力。
人の人生も変わった言い方をすれば、まかない料理を創るようなもの。
生まれながらの天才という人もいますが、ほとんどは普通の人、私も学校時代は落ちこぼれ。この素材をいかに一流の作品に仕上げていくか・・・。
煮てみたり、焼いてみたり、色々なスパイスをきかせてピリ辛にしてみたり創意工夫でどのようにもなります。結果的に素晴らしい作品にしあげていく。
素材はあります(自分自身) 板前さんもいます(自分自身)
調理道具もありますし世界中の調味料もてにはいります。
後は、工夫と努力しだい!
みんなに感動を与えられる料理を創って生きましょう!
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