今日の香花

香花、 日々の営み、予約状況、その他色々です

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2004/11/1
















入り口は沢山あるんだ思います。




読めなければそれでいい


行けなければそれでいい


立てなければそれでもいい





そこも入り口




そこから入っていけば良い。





できないからこそ感じられることもあるし




できないからこそ気づくこともある。






大事にすればいい。







「 できない 」







は大きな可能性を持っている。










アメリカで「神の手を持つ男」として賞賛されている人に
脳外科医の福島孝徳という医者がいます。
朝8時から夜11時まで手術をし、年間何百人という人の命を救っている。そしてその技術は世界一といわれています。でも、その福島医師は言っています。
 神の手を持っていないからこそ、手術の時、祈るんです。
 「どうか、私にこの人を救う力を貸して下さい」とね
最後の最後まで徹底的に努力した人は最後に祈るようです
 「どうか、神様、私に力を貸して下さい。」
人並みはずれた力、また奇跡的な事というのはこのようにして起こるのかもしれませんね。

 脳外科医 福島孝徳

医療に携わるあらゆる人達へ

「お金のために働くな。
 人のため、世のために働きなさい。
 挫折はあるだろうけれど
 顔では笑って心で泣いて。
 仕事は楽しく、
 患者さんには幸せと喜びを。
 持てるすべての力を
 患者さんのために
 生かしなさい」

患者さんとその家族のみなさんへ

「私たち医師への最高の報酬は
 みなさんの笑顔です。
 そこに喜びを見いだす名医、名スタッフは
 必ずいます。
 探してください。
 そして私はこれからも
 全身全霊で一発完治を目指します。
 責任を持って名医を育てます。
 どうか期待してください」


昨日、ある人からこの事は 「集中してやったほうが良いのでは」 といわれた。 たしかにその通りだと思う。 あれやこれや手をつけて沢山やっているようで、結局何も身についていない事が多い。
自分自身の生活や仕事を振り返るときに、そういう事があると思う。「今だな!」 とか 「これだな!」と思うこと。
一日24時間 ずっと緊張していては疲れてしまうし。
一日のピークは2時間くらいかなと思います。
あとの22時間はリラックスしていてもいいし休んでいても良いと思う。
「その時に集中してやる」ことが大切なのだろう。

ある人が言ったことばです。
  力のある者は頭のいい者に使われ
  頭のいい者は金持ちに使われ
  金持ちは夢のある者に使われる。  

  「夢ある人は全てを自由にする。」 

誰でも一度は目玉焼きぐらい作ったことがあると思います。
それなりの目玉焼きを作るにしても最初から上手にはできませんね。火が強すぎて焦がしたり塩を振りすぎたりとか、
でも何回か作っていくうちに上手にできるようになる。
3回位失敗して成功することもあれば10回失敗して成功することもある。
よく料理の上手な人とか料理の下手な人とかいわれますが
生まれつき料理の上手な人はいませんよね。
目玉焼きをつくるにしても最初は3回位失敗します。
そんな事を考えると料理の上手な人というのは
  「いろいろな料理にチャレンジして」
  「多くの失敗を重ねてきた人」
と言えるかもしれません。反対に
料理の下手な人というのは
  「料理が下手なんじゃなくてやらないだけ」
のように思えます。
新しい料理を創るとき、成功した経験も役にたつが、失敗した経験も結構役にたつ。これとこれがダメだったから今度はこれでやってみようとか・・・

成功と失敗は反対語となっているけれど、これは国語の教科書の中だけにあてはまる決まり事のように思える。
  「成功の反対は失敗ではない」ように思うし
  「失敗の反対は成功でもない」ように思える。
ビジネスの社会に八起会というのがあります。会社を倒産させてしまった人達が集まってつくった会らしいです。
ビジネスの分野では失敗した人達ですね。
代表は野口さんというかたです。でもこの人は自分の失敗談をさらけだすことでビジネスの社会に貢献しようとしています。福井で講演があった時、参加させていただきましたが、成功したカリスマ経営者のようにオーラがでてエネルギーが伝わってくるというものではなく。かえって重くなるような気もしたけれど貴重な内容だったと思います。
「マイナスとマイナスをかけあわせるとプラスになる」
「(−) × (−) = (+)」
「失敗 × 失敗 = 成功?」
八起会の活動、また野口さんをみているとビジネスでは失敗したけれど人生では成功しているようにも思える。
 八起会  

先日,歌手の福山雅治さんがこんな事を言っていました。
「曲をつくるっていうのは、農業に似ていると思う。
毎日水をやったり肥料をやったりして畑を耕すこと。
だから365日休みがないんです。」
いろいろな才能を発揮する福山さんですが、なるほどな!
と思わされますね。
種を畑に蒔いてから、芽が出て大きく成長する者もあれば
すぐ枯れてしまう者もある。
また自然界には、いろんな種が飛び回っていて、いろんな所に落ちるけれど、ほとんどは死んでしまう。芽がでてくるのは環境の備わった所だけです。
この世の中、色々な種が平等に飛び回っているのでしょうね。大切なのは、お百姓さんのように
「毎日、畑をたがやしていること!」
良い言葉だと思います。

パイナップルはどこになっていると思いますか?
パイナップルはバナナのように木になっていると、ずっと思っていたのですが実は地面になっているんですね。
沖縄の与論島へ旅行に行ったのが21歳の時、その時パイナップル畑を見て初めてその事にきずきました。
ちょっとカルチャーショックでしたね。
ものを観る目がちょっと変わったような気がします。
 ハワイのパイナップル畑      

「森のバター」と言われているものにアボカドがあります。
香花でも、カリフォルニアロールに入れたりタコスにはさんだりワカモレにしたりして使っています。
以前はかなり貴重品だったアボカドも最近では、スーパーで手頃な値段で手にはいるようになりました。
アメリカで仕事していた時に、アミーゴが
「メキシコには家の庭にアボカドの木があって、一年中なるよ! とても大きな木なんだ!」
と言っていました。
その時からアボカドの木を一度見てみたいとおもってはいたのですが、インターネットって便利ですね。写真でみることができます。
アボカドって日本でも育つんですね。ちょっとビックリです。
また、ビジネスとして栽培している人もいます。
「百聞は一見にしかず」 ですね。
 アボカドの木     

色々不思議なこともあるものだと思う。
先日、めだかの先生について書いたところ、
次の日、子供が「めだかの赤ちゃんが生まれたよ!」と言ってきた。
「なんだって? めだか? 赤ちゃん?」
水槽が二つあって一つにはめだかが入っている。もう一つには藻が入っているのですが、よーく観て見ると何か動いている。確かにめだかの赤ちゃんです。 
聞いてみると、めだかは実家の近くの川でとってきたとの事
育てているうちに、藻に卵が付いたので別の水槽に移しておいたところ、それがふ化したらしいです。

大学には個性的な先生がいるものですね。
学生時代に習った先生に「めだか博士」といわれる先生がおられました。あの「めだかの習性」を発見した先生です。
わたしが習った頃は、だいぶ高齢になられていたのですが
それでも教壇にたたれていました。
すごい先生だと思ったのは研究内容もさることながら、その
目です。ちょっと失礼かもしれませんが「めだかの目」をしていました.。
めだかと共にあった人生だとおもいますが、物事を究めるというのはこういう事かなと思いましたね。
その先生1年後位に亡くなられたのですが、葬儀の時には
何百という「めだかの水槽」が並んだそうです。

「真っ直ぐ」という言葉をよく使いますね。
この「真っ直ぐ」という言葉で、よく思い出すことがあります。
農場実習で、コンバインを使っての稲の刈り取り実習でのことです。
結構大きな田んぼで長さは100メートル位あったと思います。 稲の株に沿って稲刈りしていくわけですね。
ちょっと年配の先生で昔軍隊にいたような先生がいつも
「真っ直ぐに刈れ! 真っ直ぐに刈れ!」
と言っていました。 そしていつも上手に刈れないのですが
「真っ直ぐに刈れないのは、おまえたちの気持ちが曲がっいるからだ!」
といつも説教されましたね。わたしたちは
「はあ・・・???」
という思いで聞いていたわけですが・・・
でも、今思うと、こういう事ってよくありますよね。
自分自身では、真っ直ぐ進んでいるつもりでも、振り返って
みると知れず知れず曲がっている。ひどい時には、稲を刈る事だけに気を取られていて、隣のコースに入っていて気が付かない事もある。 
その時その時は、確かに真っ直ぐ進んでいて間違っていないように思えるのに、時間が過ぎて振り返るとかなり曲がっている。
その先生の授業をうけてから20年程経つけれど自分自身も「かなり曲がりくねった歩み」をしてきたようにも思う。
その先生が、いつも授業の最後に言っていた言葉。
「今日の事はゆるしてやる、ただゴールだけは間違えないように!」

また「さつまいも」の話です。
保育園児の「さつまいも作り」ですね。
子供達が苗を植えたり、水をやったり、いもを掘っている姿がいろいろ思い浮かびます。
収穫のときは、初めての経験で、とまどいながら、また喧嘩しながら、悪戦苦闘の芋掘りだった思います。
そんな子供達の面倒をみなければいけない先生も大変!
でも 「おおきないも」 を掘るときは、「みんな」、「助け愛」ながら掘ったのでしょうね。

以前、アメリカで大ベストセラーになった本に、ロバート・フルガム氏が書いた「人生に必要な知恵はすべての幼稚園の砂場で学んだ」というタイトルの本があります。本当に大切なことは、大学や大学院のてっぺんにあるのではなく、幼稚園の砂場で学んだことだというのです。
 私達が幼稚園で学んだことは何だったかと考えると、なんでもみんなで分け合うこと。ズルをしないこと。人をぶたないこと。友達は大事にしよう。人を傷つけないように。誰かを傷つけたらごめんなさい、ということ。素直に感じたことは伝えて、いつも笑って生きてゆこう。

昨日、「さつまいもは栽培するのが簡単」と書きましたが、栽培に手間が掛かり難しいのが葡萄です。
農場実習の先生がいうには、「葡萄が作れたら、大丈夫、なんでも作れます。」ということでした。

保育園に行っている子が、「さつまいもを作ったんだ!」と言って、さつまいもを持って帰ってきました。
「へー、さつまいも?」って思い、観て見ると、ちゃんとした立派なさつまいもです。
さつまいもは、保育園児にも栽培できるもの?
以前、農業の勉強をしていた事があって、さつまいもの植え付けをした事があります。さつまいもの栽培は、超簡単
茎を切ってさし苗するだけです。ほうっておいたら、さつまいもができています。痩せた土地のほうがよく芋ができ、また水もあまりいりません。
凄い生命力ですね!
厳しい環境のほうがかえってよく実をつける作物がありますが、そのような作物は例外なく栄養価が高いです。
また、健康食品です。
私たちは、自然界のそのような「凄い生命力」を食べることによって体内に取り入れ、そして生きています。

ある寿司の職人さんと一緒に仕事をしていた時のこと。
彼は、よくボソボソと独り言を言っていました。
「ちょっと、違うんだよなー」
その人は、宮城県出身の元漁師で、幼い頃から海に潜りウニやアワビを捕っていたという。
ウニは割ってそのままご飯にのせて食べたり、アワビは浜で、そのまま踊り焼きにして食べていたらしい。
また、3,4ヶ月かけてまぐろの遠洋漁業にもでかけてまぐろを捕っていたという。
彼の目からすれば、「寿司屋のネタケースに並んでいる魚は魚ではない」 のだという。
彼の知っている魚の味ではないのでしょう。
魚に関しては、この男には敵わないとおもいましたね。
本物を体で理解している人間 
本物の価値を知っている人間
このような人間はスゴイですね。
物事に対して、また人間に対しても
このような「本物を見ぬく目」をよく持ちたいと思う。