しばらく雪ですね・・・。
雪をみると、なぜだか良寛を思い出します。
21世紀は「心の時代」とも言われているそうです。
良寛の詩です。
花 無心にして蝶を招き
蝶 無心にして花を尋ぬ
花 開く時、蝶来り
蝶 来る時、花開く
吾れも亦人を知らず
人も亦吾れを知らず
知らずして帝の則に従う
「散る桜 残る桜も 散る桜」
「裏を見せ 表を見せて 散るもみぢ」
よく自分はビジネスにはむいていないと思う。
いかにして利益をあげるかより
良寛のほうが興味がある。
良寛のエピソード。あるところから引用させていただきます..
村一番の人気者・良寛に対し、村一番の嫌われ者がいました。渡し舟の船頭です。大酒飲みで乱暴者。
一方、良寛は皆から尊敬され、愛されている。それが気に入らず、もし良寛が自分の舟に一人で乗ってきたら、落としてやろう、と思っていました。
幸か不幸か、良寛が一人で舟に乗ることがありました。船頭は川の半ばまで舟を出し、ユラユラ揺らして良寛を舟から落としてしまいます。良寛は泳げません。水をたくさん飲んで死にかけました。船頭は「もういいだろう」と良寛を舟ばたに引っぱりあげました。良寛は水を吐いたり呼吸を整えて、やっと声が出るようになった第一声で、こう言うのです。
「あなたは命の恩人だ。助けてくださってありがとう。このご恩は一生忘れません」と。
目の前で、船頭が舟を揺らし、自分を落としたのです。が、それについては一言も言わず、ただ助けてもらったことへのお礼の言葉しか、良寛は口にしませんでした。このとき船頭は、心の底から悔いたのです。ああ、俺はどうしてこのような人にこんなひどいことをしてしまったのだろう、と。
そして船頭はこの瞬間から、真人間になることを決意したのです。
私たちの周りには色んな「もの」があります。
「もの」は使うとだんだん消耗していく。
しかし!
使っていくうちにだんだん味がでてくる「もの」もある。
だんだん輝いてくる、大きくなってくる「もの」もある。
そういう「もの」がすばらしいもの。
無くならないで残っていく「もの」だと思う。
香花より
アルバイト募集中です!
料理をつくるのが好きな人 食べるのが好きな人
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私はこんな仕事をしているせか何でも食べます。
好き嫌いがありません。
食べ物に限らずアルコール類も全て大丈夫です。
食べ物の好みをみる時に、自分のなかに、
鍵となる香辛料や料理があって
それで判断しています。
先日、料理の取材があって、
その中のスッタフの一人がそのハーブが大好きなんだと言って食べていました。
よく食べるなあ! と思いながらも
この人は料理関係の仕事が
好きなんだろうと思いましたね。
また、食べ物の
好き嫌いもないいんだろうと思います。
なんでもない事ですが
気持ちのいい時間でした。
接木というのがあります。
植物の一部を切り離して、別の植物とつなぎあわせて
新しい植物個体にすることですね。
根のついている方を台木、上に接ぐ方を穂木といいます。
これって面白いですよね。
新しい植物に生まれ変わる。
台木も大事ですが何を接木するかで良し悪しが決まる。
新しい者
より善い者に生まれ変わろうとする時
そんな時は
接木という方法もある。
「これと、これと、これは、絶対やってはダメ!」
「あとは、何をやってもいいよ!」
あるひとから、言われた言葉です。
失敗する原因は決まっているようです。
武田義信という武将がいました。
1538年武田晴信(後の信玄)の嫡男として生まれ、父の副将として活躍する。
ところが妻の実家、今川家攻略に猛反対し、謀反の疑いがかけられて東光寺に閉じ込められる。2年後に自害する。
享年29歳。
彼の立場を考えると辛いものものがありますね。
年齢的にもこれからという時です。
武田信玄を憎み、戦国の世の中を恨んだことでしょう。
さらに、自害する前の一週間、「暗闇の世界」 に置かれこの世の中とも隔離される。
この暗闇の中で、彼がなにを考えていたかはわかりません
しかし、自害する当日になってこの世の中に戻されるわけですね。
暗闇の中に一筋の光が入ってくる。
光がだんだん大きくなってくる。
すごく眩しくてよく見えない。
そのうちに襖の外の世界が見えてくる。
光の中の世界
木々の緑や花が
ものすごく美しく見える。
今までと違った世界。
その後
彼は涙を一筋流して自害していく。
いろいろ考えさせられますね。
もし、自分が武田義信だったら・・・
ある店で働いている時、料理の値段の設定でもめたことがありました。
私としては、 「この料理は安く売りたい。」
店長は、 「それでは安すぎる。」
意見が食い違いなかなか決まりません。
そのうちに店のオーナーがやって来て一言いいました。
オーナー 「安くても高くてもどちらでもよい。」
「トータルして数字さえあえばそれでよい。」
経営ってこれで良い。
あまり一つの事に縛られない事。
井上康生、勝ちましたね!
栄光 挫折 親子 指導者
練習方法 スポーツ 柔道
前にも書いたことがあるのですが、井上康生は 「負けた」ことで色々な事を教えてくれそうです。
「わざと負けたんじゃないの?」と今でも思っています。
昨日もある人が言っていました。
感動を生むのは、「振り子の幅」
0から100に振れるのではなくて
振り子のように
−100から+100に振れるから。
あまり感情を表に出さないけれど
なにか大きな力が働いているような気がします。
北京で金メダルを取って
この物語は終わるのでしょう。
「運命がレモンをくれたら、それでレモネードを作ろう。」
カーネギーの言葉ですね。
レモンという言葉には「不快なもの」という意味があるそうです」
たしかに、レモンを選んで料理をつくろうという人は少ないとおもいます。
でもレモンを使わなければならないとなると、考えます。
そして、いろんなアイデアが浮かんでくるのも確かです。
またレモンの酸味は料理の味をよくするし、健康にもよい。
「不快なもの」は案外、健康にはよいのかもしれません。
「またレモンか!」と思うけれど、
カーネギーがいうように
「レモンでいろんなものを作って生きたいですね!」
ただ、こんな事はみんな自然にやっているような気もしますが・・・。
「今を楽しく生きなさい」 よく言われます。
でも、社会の中では、特にビジネスの社会では
「生き残る事を考えろ。先見の眼を持て!」
と言われる。
「人を愛しなさい。為に尽くしなさい。」 よく言われる。
でも自分のことで精一杯。
競争の社会では
生きる為に、傷つけあうことも多い。
「矛盾だらけ。」
「何故?」っていう事があまりにも多い。
悩み、迷いますよね。
人間の眼って
あまりにも近すぎると物が良く見えない。
遠すぎても良く見えない。
焦点距離っていうものがあって
そこら辺でよく見える。
自分もよく解らない。
ただ
物が見えなくなった時は
ピントが合っていないような気がする。
小さな悩みは近づいてみる。
大きな悩みは離れてみてみる。
生活していると結構大きな悩みや問題に出会う。
人生80年として人生というおおきな眼でみてみる。
歴史から300年、400年という眼でみてみる。
何万年という人類の歴史という眼でみてみる。
宇宙という眼でみてみる。
そうすると見えてくる物があるような気がする・・・。
「こんな料理つくってみたんですけど・・・?」
新しいメニューをつくった時とか、まかない料理をつくった時によく聞く言葉ですね。
自分でもよくつくりますが・・・
迷ったとき、
自信がない時
前に進めない時
「美味しければいいよ!」
いつも、同じように答えています。
マグロは世界中の海を泳ぎ回っています。
身体も大きいし、魚の大様のようですね。また食べても美味しい。
でも、マグロは好きで泳ぎまわっているのではないみたいです。
なんでも、泳ぎ回っていないと呼吸できなくて、窒息死してしまう。
それで夜も動きまわっている・・・?
普通の魚は口をパクパクしながらエラで酸素を取り入れるのですが、マグロはそれができない。エラを通過する海水
から酸素を取り入れるのだそうです。
それで死ぬまで泳ぎ回っていなければならない。立ち止まったら死んでしまう。
ヒラメのように海底にへばりついて生活する魚もいれば、マグロのように一生泳ぎ続ける魚もいる。
マグロは
世界中の海を渡り歩けるから良いように思えるけれど
マグロにはマグロの事情がある。
話をきいてみるとかなり大変ですね。
マグロに今日は休めともいえないし。
ヒラメに今日は100キロ泳いでこいとも言えない。
それぞれ事情も違うし性格も違う。
自分に合った海がある。
自分に合った泳ぎ方がある。
「前 後 左 右」
私たちがいつも見ている方向ですね。
よく見えるし。 よく聞こえます。
でも
「上」 と 「下」 の方向もある。
私もそうですが。
「下」 はいつも見ているから知っている。
たまには
「上」 を見てみよう。
そこにも
何かあるはずです。
きっと・・・
良いものが。
チリパウダー、クミン、カエンペッパー、ガラムマサラ
コリアンダー、オレガノ、バジル ・・・ 。
香花で活躍しているスパイスです。
一振りで、料理をアジア風にしたり、中南米風にしたり、
私たちを不思議な世界に導きます。
みんな、色んなスパイスを持っているんだと思います。
悲しい時にふりかけるスパイス
辛い時にふりかけるスパイス
怒りがこみ上げてきた時にふりかけるスパイス
また
お金持ちになるスパイスとか
幸せになるスパイス
なんかもあるんでしょうね。
きっと。
それは・・・
たぶん・・・
遠くにあるんじゃなくて
台所の棚の中とか
自分の冷蔵庫の中に。
新年明けましておめでとうございます。
香花も今日から営業です。
今年もよろしくお願いします。
車の運転って面白いですよね。
人それぞれの個性がでてくる。
車の車種、車の内装、運転の仕方。
個性の固まりが移動しているようなものです。
福井は車社会で、皆さんマイカーを持っています。
自分で運転しますよね。
それで、たまに助手席に乗せてもらうとなんだか不思議な気持ちになります。
乗せてくれるの!というドキドキ、ワクワク感!
運転しなくてもよいので、何もする事がない。
周りのものが気になる。
内装とか音楽とか。外の景色とか。
運転するスピードも違うし、カーブの曲がり方も違う。
いろんな意味で状況判断も違う。
ちょっとした恐怖感も感じるが、そのうちに慣れてくる。
また面白いのが、ある目的地にいくのに
自分の思っているのと全然違った道を通っていく。
裏道!信号もないし、空いている。
早いし安全。
たまには人の車に乗せてもらうのもよいものです。
疲れている時とか
道がわからない時とか
目的地までつれて行ってくれます。
2005/1/31
2005/1/29
2005/1/28
2005/1/27
2005/1/25
2005/1/23
2005/1/21
2005/1/19
2005/1/17
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2004/1/11
2005/1/9
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2005/1/5
2005/1/3