大きくすることは
それほど難しいことではないですね。
難しいのは美しくすること。
物の形について
考えていたら・・・
玉子焼きに行き着きました。
なんかおかしいですよね。
たぶん・・・
玉子焼きの形が好きなんでしょうね。
ちょっとでこぼこした
家庭でつくる
失敗したような
玉子焼き。
ちょっと焼きすぎて
焦げたような
玉子焼き。
いろんな
玉子焼きがあるけれど
どれもが
個性的で
そんな
玉子焼きがすきです。
厨房の片隅に 「砥石」 があると思います。
この 「砥石」 ・・・
けっこう大事ですね。
いくら良い包丁を持っていても
「砥石」が曲がっていると
綺麗に研げません。
悲しいことに
研げば研ぐほど
包丁は駄目になっていきます。
包丁を買って間もない頃。
うれしくて一生懸命包丁を研いだことがありますが、研げば
研ぐほど包丁が曲がっていったものです。それで初めて買
った包丁は駄目になりました。すごく悲しかったですね。
先輩をみていると滑らすように包丁を2、3回研いでいるだ
けですね。それで凄く切れるようになる。
どうしてなんだろう?
わたしにとっては大きな問題でした。
もちろん研ぎ方もありますが・・・
問題は「砥石」です。
先輩の砥石は手入れされていて 「真っ直ぐ」
私の砥石は使いっぱなしで 「でこぼこ」
それで気がついたことは。
「良い包丁は良い砥石を持っている。」
ということです。
・・・・・・・
包丁も自分も
同じかもしれませんね。
大切なのは「砥石」
よく思うことがあります。
疲れた時ちょっと磨くと元気にしてくれる。
そんな「砥石」があったらいいなと
・・・・・・・
もしかしたら
こんな砥石って
よく調理師学校で配られるように
(実際は買うのだとおもいますが)
平等に
配られているのかもしれませんね。
上手に手入れして使っていないだけかもしれません。
・・・・・・
そして
なかったら
どこかで探してきたらよいですね。
・・・・・・
良い砥石をもつこと
真っ直ぐに手入れして使うこと。
それが
包丁にとって大切なこと。
「かぶとむし」 の 「か」 の字が好きらしい。
鉛筆で 「か」 の字をたくさん書いていた。
みんな 「か」 だという。
そして
まだまだ
いろんな 「か」 がでてくる。
・・・・・
最近は
パソコンでみる
活字の 「か」 しか知らない
自分にとって
・・・・・
それが
すごく新鮮なものにみえる。
「もうチョットなんだけどなあ・・・」
いつも思いますよね。
日本のサッカーを観ていて。
ブラジル相手に2対2の同点です。
でも勝てたような気もします。
なにかが足りない・・・
それが
ジーコの言う
「自由」
なんでしょうね。
料理の仕事もそうだし
みんなサッカーとよく似ていると思う。
8割までは攻めることができます。
また守ることもできる。
あとの2割が問題なんでしょうね。
攻めてもゴールが難しい。
完全に守ることもできません。
よくいわれる
決定力不足ですね。
厳しい練習をしたり
勉強したりします。
それで
8割は完成します。
料理なんかも美味しい料理がつくれるようになる。
でも
そこからさらに
成長するのが難しいですね。
よく実感します。
だいたい
このあたりで壁にぶちあたり
前に進めなくなります。
なにが邪魔するかというと
今までの自分ですね。
既成概念が邪魔をする。
そこで
ジーコの登場ですね。
ジーコは 「自由になれ」 と言います。
自由にするとなにが生まれてくるのでしょう?
それは
「創造力」ですね。
ここはだれも教えてくれないところ
自分の聖なる領域ですね
きっと・・・
日本のサッカーじゃないんですね。
中田のように 「中田のサッカー」
中村のように 「中村のサッカー」
小野のように 「小野のサッカー」
「私の料理」
そして
「私の仕事」
自分の名前をブランド化するのが大切なんでしょうね。
それには
「自由と創造力」
ですね。
そんな風に思います。
『 ディフェンスラインを破って
ゴールするのは創造力 』
植物の「種」って
時がくると
親元を離れます。
風に吹かれ
しばらく
ふわふわしています。
けっこう
気持ちの良い時かもしれませんね。
飛び回っているときは
いろいろ
思うんでしょうね。
あそこが良い
こちらが良いと
でも
どこかに落ちます。
そして
そこから
新しい生活が始まります。
・・・・・
種の偉いのは
迷わないことですね。
もう、あちこち
見ようとしない。
真っ直ぐ下に向かって
伸びていきます。
それから上に向かう。
・・・・
自然の営みですね。
美味しい料理を食べると
喜びが
すぐ 「横に広がっていきます。」
思わず言っちゃいますよね。
「美味しい!」って
そして
笑顔になります。
美味しい料理は
HAPPYにしてくれます。
それで十分ですよね。
でも・・・
それから
「縦に伸びていく」 料理もあります。
そんな料理は
溜息がでるものです。
そして・・・
ちょっと悩んでしまう。
「どうしてこんなに美味しいの?」って
美味しい料理は人を幸せにします。
すばらしい料理は人を悩ませる。
同じ100ですね
100 = 0 +100
100 = 0 + 40 + 60
100 = 0 + 10 − 50 + 140
100 = 0 + 10 −80 − 30 + 200
40と60があれば100になることはできます。
また1さえあれば100なれます。
100なのに200を持っていることもあります。
・・・・・・
100を超えないで
100を超えるためには
「+」 ではなくて 「−」 が必要みたいですね。
・・・・・
そして
100 = 0 + 10 − 80 −30 + 200
100 − 0 − 10 + 80 + 30 = 200
ですよね。
「−」 は 移項すれば 「+」 です。
・・・・・
難しいことはないですね。
誰でもできます。
・・・・
そして
気づくことがあります。
「後退しているようにしか
思えなかったけれど
本当は前進していた。」
勇気とか強さって何なんでしょうか。
本当の勇気とか強さですよね。
困難なものに立ち向かって行くとき
勇気とか強さが必要とされます。
困難なもの・・・・?
最近になって
やっとわかったような気がします。
気づくのが遅すぎますよね。
一番困難なもの・・・・?
それは・・・
自分の中にあるもの。
「素直に自分を認めること」
間違っていたら
「すいませんでした」
と素直に謝れる。
その
勇気と強さ。
「自分の非を素直に認められること」
それが
「本当の勇気と強さ」
梅雨入りしましたね。
雨が降ると・・・
なんとなくホットします。
なぜって・・・
それが自然だから。
良い事ばかり続くと
勝手なもので
不安になるものです。
ちょっとおかしいんじゃないか?
だまされているんじゃないか?
失敗したり 傷ついたり
そんな事も必要なのかもしれませんね。
そうすることで
・・・・・・・
謙虚になれるしやさしくなれます。
目も耳も二つあります。
二つの目で見て
二つの耳で聞く。
一人一人がすばらしい
目を持っているし
耳を持っている。
それを上手に使ったらいいですね。
悪く見えるときは一つの目しか使っていない時
大丈夫
「もう一つの目があります。」
それで見てみましょう。
そして
判断するときは
「両目を使うとよいですね。」
自分自身を見つめ直す。
そして反省する。
自分というもの客観的にみることはよくすることです。
ところで・・・
「自分というものはどこにあるとおもいますか?」
先日ある人から聞かされました。
かなりショックでしたね。
いろんな意味で・・・
「 本当の自分は
自分の中に存在するのではなく
○○の中に存在する。
だから
○○の心の中に
たずねていかなければ
本当の自分をみつけることはできない。 」
○○の中にあなたが思う人の名前をいれてください。
大切な人っていますよね。
あなたにもいるはずです。
親友とか恋人とか親とか子供とか
普通の友達でもいいです。
そして・・・
世の中いろんなものがありますよね。
時間 お金 会社 国
大きなもの 小さなもの。
目に見えるもの 見えないもの.。
またおかしな事と思われるかもしれませんが
わたしはみんな人間関係で見ます。
それも 1対1 の関係ですね。
社会とか国とか
そして
時間なんかも
一人の人間にしてしまう。
そして 1対1 で考える。
どうしたら信頼されるだろうか
どうしたら愛されるだろうか
時間を大切にする人は
時間が助けてくれる。
みんな同じですね。
小さな目と大きな目があります。
その目で・・・
個と全体の関係をみてみます。
観察してみると面白いですね。
個はほうっておくと自然におおきくなっていきます。
相手をみつけて一つになろうとします。
そして少しずつ大きくなっていく。
一つになるとどうなるのでしょう?
よく言われることに・・・
一つになれば
「全体が自分のものになる。」
「私たちのものが私のものになる。」
ということですね。
成長するため
大きくなるため
強くなるため
幸福になるため
自然に行っている事ですね。
気が合う仲間っていますよね。
喧嘩したりもしますが
仲直りしてまた元の状態になる。
よく観察してみると
不思議に自分とよく似ているものです。
友達 恋人 家庭 会社 ・・・
個性はそれぞれ違っても
考え方はよく似ています。
自然な流れとして
似たものどうしが集まるようになる。
良いグループには良い人が集まります。
おかしな話かもしれませんが・・・
天国とか○○とかいわれますよね。
これって・・・
同じかもしれませんね。
天国と○○
そのようなものもないし
そのような場所もない。
ただ・・・
自然にできていく。
ふりわけられるんじゃなくて
自然にそうなっていくもの
自然に集まっていくもの
そう考えると
なんとなく・・・
わかるような気がします。
そう考えると
生きている時も
死んだ後も同じですね。
大切なのは今ですね。
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